山野輝之に無罪！志木市妻子放火事件の行方は？

3月23日、2008年に埼玉県志木市にある住宅の放火により
妻子２人が亡くなってしまった事件で、罪に問われていた
山野輝之被告(40)に無罪判決が言い渡されました。


今回の山野輝之に対する無罪判決に
大きな衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか。


事件の概要も含め、なぜこのような判決に
なってしまったのかも詳しく見ていきたいと思います。

志木市で起きた妻子放火事件の概要

この事件は2008年12月3日の早朝、
埼玉県志木市にある自宅に山野輝之が放火し
住宅１棟がまるまる全焼するというものでした。


この放火により当時中学１年生だった長男は
火災に気付き避難したため無事でしたが、
残念なことに妻の荒木奈穂子(当時33)さんと
娘の真弥(当時4)ちゃんが亡くなってしまいました。


事件が起こる数ヶ月前、山野輝之は妻と
離婚をめぐるトラブルを起こしており、
事件後には別の女性と再婚していました。
その後殺人や現住建造物等放火の疑いで逮捕。
これが逮捕までの流れとなります。


まだ記憶に残っている人もいるであろう事件ですが、
当時のトラブルがあった状況などを考えると
どうしても山野輝之が怪しく思えてしましますよね。


なによりこの火災で亡くなってしまった妻子が
かわいそうでかわいそうでなりません。
そんな中で新しい女性と再婚というのは
どうなんでしょうね。。。

なぜ裁判では無罪になったのか

3月23日、山野輝之に無期懲役が求刑される中で
さいたま地裁は無罪を言い渡しました。


判決を下したとされる河本雅也裁判長は
「被告が放火したとするには合理的疑いが残る」
とコメント。

　
また事件当時に山野輝之が
自宅近くの防犯カメラに映っていた時刻と
燃焼実験に基づいた出火推定時刻を検討した結果から

「被告が外出中に出火した可能性が高く、
証拠は第三者による放火を示唆している」

「精神的に不安定だった妻が睡眠薬の副作用で
放火した可能性を否定できない」

と結論付けし、これらも今回の無罪判決に繋がった
要因ではないかとされています。


起訴されたが一貫して関与を否定していた山野輝之・・・


この放火事件の真相は一体どうなっているんでしょうね。
もし山野輝之が放火に無関係だったとしたら、
この事件を通して社会から受けるイメージや評価が
相当悪くなってしまったことになりますし。。。


そういった意味でもしっかりと
真相を解明してほしいと思います。